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Chapter 12

ファゾムス オブ ホープ

ブランパンの「オーシャン コミットメント」 プログラムが支援する、フィリピンにおける持続 可能性と保護のモデル。

このチャプターの著者

Jason Heaton

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Jason Heaton
 ファゾムス オブ  ホープ
ファゾムス オブ ホープ
Issue 25 Chapter 12

パンガタラン島は、控えめな規模の島にもか かわらずその存在に大きな意義があり、コー ラル・トライアングル全域、ひいては世界の海 にとっての模範なのです。

サーカスのテントの外に立てば、中で何が起 きているのかを想像できます。驚きと魔法に 満ちているかもしれません。しかし、フラップ を持ち上げて中へ足を踏み入れるまでは、 その内容は見えません。海辺に立ち、果てし なくうねる海面を見つめるときも同じです。 しかし、マスクを着けて、フィンを着けて潜る。 そうして初めて、水面下に広がる色彩の奔 流、無数の生き物、そしてその光景を目撃す るのです。世界の海はどこも魅力に満ち、 多様性と神秘にあふれていますが、なかでも インド洋と太平洋にまたがる「コーラル・トラ イアングル」と呼ばれる海域ほどの場所はあ りません。まさに魔法のサーカスなのです。

コーラル・トライアングルは、インドネシア、マレ ーシア、ソロモン諸島、フィリピンにまたが る、220万平方マイルに及ぶ広大な熱帯海域 です。「海のアマゾン」と称されるこの広大な水 域には、世界の浅海域に生息するサンゴ種の 約80%、全魚類種の3分の1以上、そして世界 最大のマングローブ林が生息しています。フィ リピンのトゥバタハ・リーフやインドネシアのラ ジャ・アンパット・リーフなど、コーラル・トライア ングルの多くの海域は、その生物多様性と豊 かな海洋生物により、レクリエーションダイバ ーのみならず海洋科学者にとっても聖地とな っています。

ですが、コーラル・トライアングルは楽園ではあ りません。世界の海のほかの地域と同様に、 酸性化、サンゴの白化、海水温上昇、乱獲とい った数々の脅威による甚大なストレスに晒さ れているのです。こうした数多の脅威への対応 は、保護活動家にとって最優先課題であるも のの、圧倒的で克服不能に思えることもありま す。それでも希望の兆しはあります。その兆しの ひとつが、フィリピンのスールー海の片隅にあ る、ごく小さな場所にあるパンガタラン島です。 控えめな規模の島にもかかわらず、その存在 意義は大きく、コーラル・トライアングルにとっ て、そして世界の海にとっての模範となり得る 場所なのです。

夢から生まれる進歩

フランス人不動産開発者フレデリック・タルデ ューと妻クリスが、パラワン沖、シャークフィン 湾のパンガタラン島を最初に購入したとき、彼 らが思い描いていたのは、世界の煩わしさか ら離れて暮らすことのできる、ある種のユート ピア的な島の隠れ家でした。手つかずの熱帯 の海に抱かれた、牧歌的な場所に見えたので す。島そのものには再生が必要でした。過去の 人間活動の痕跡を除去し、周囲のマングロー ブを再生させること。ですが、タルデューがマス クを着けて水面下へ潜ったとき、本当に取り 組むべき仕事を目の当たりにしました。ダイナ マイトやシアン化合物を用いた無責任な漁が 長年続いた結果、魚群は壊滅し、サンゴは破 壊され、あるいは著しく減少していたのです。 タルデューはサーカスのテントのフラップを開 いたのですが、中は空っぽだったのです。新た な使命を見出した彼とクリスは、それを遂行す るためにスルバーイ環境財団(SEF)を立ち上 げました。

ブランパン オーシャン コミットメントは2020 年以降、スルバーイ財団に加え、シー アカデ ミーも支援しています。シー アカデミー プログ ラムは、フィリピンのパンガタラン島とシャーク フィン湾周辺の地域コミュニティと連携し、海 洋保護区(MPA)のネットワークを構築するこ とに焦点を当てた、持続可能な海洋資源管理 のための協働イニシアチブです。中核となる原 則は「保護」「再生」「教育」「再現」であり、生 態系の回復、科学的研究、啓発と持続可能な 実践を促す教育的取り組みを支えています。

世界初の実用ダイバーズウォッチを生み出し、 水中探査を長年支えてきたブランパンは、 世界の海の健全性を重大な関心と責任の対 象と考えています。オーシャン コミットメント プ ログラムは、熱心なダイバーでもあるブランパ ンCEO、マーク A. ハイエックの発案によるも のです。その目的は、海洋保全、研究、芸術の 分野における価値ある取り組みを支援するこ とにあります。スルバーイ財団はまさに、ブラン パン オーシャン コミットメントが支援対象とし て求める活動です。草の根で、野心的で、革新 的。こうした支援は成果を生み、スルバーイ財 団とシャークフィン湾での活動は成功を収め ただけでなく、ほかの地域において同様の再 生・保全活動を行うための縮図としても機能し ています。

ファゾムス オブ  ホープ
ファゾムス オブ  ホープ
パンガタラン島 フィリピンのパラワン島北東、シャークフィン湾に位置するパンガ タランの面積は、わずか4.5ヘクタールです。フレデリックとクリ ス・タルデューが2016年に到着して以来、島の劣化を食い止め、 生態系を回復させるための必要な措置を講じました。最初の取り組 みは陸地に焦点を当てました。段々畑の整備と植林によって浸食が 抑制され、これが海洋生態系に好ましい結果をもたらしました。 この目標が達成されると、島の周囲のサンゴ礁の再生に取り組み始 めました。現在この島は、スルバーイ環境財団の拠点であり、 生きた実験場として、魚類資源の増強、サンゴ礁再生、太陽光エネ ルギー利用、有機農業、雨水等の集水といった取り組みを行い、 保全と持続可能性のモデルケースとなっています。

パンガタラン島

フィリピンのパラワン島北東、シャークフィン湾に位置するパンガ タランの面積は、わずか4.5ヘクタールです。フレデリックとクリ ス・タルデューが2016年に到着して以来、島の劣化を食い止め、 生態系を回復させるための必要な措置を講じました。最初の取り組 みは陸地に焦点を当てました。段々畑の整備と植林によって浸食が 抑制され、これが海洋生態系に好ましい結果をもたらしました。 この目標が達成されると、島の周囲のサンゴ礁の再生に取り組み始 めました。現在この島は、スルバーイ環境財団の拠点であり、 生きた実験場として、魚類資源の増強、サンゴ礁再生、太陽光エネ ルギー利用、有機農業、雨水等の集水といった取り組みを行い、 保全と持続可能性のモデルケースとなっています。

サンドヴァルに新設されたブランパン・スルバーイ 海洋研究センター。

サンドヴァルに新設されたブランパン・スルバーイ 海洋研究センター。

左から右へ:ブランパン オーシャン コミットメ ント・マネージャー、ガエル・ニコル;スルバーイ環境 財団会長、フレデリック・タルデュー;在フィリピン・ フランス大使、マリー・フォンタネル閣下;パラワン州 知事、デニス M. ソクラテス閣下;タイタイ市長、クリ スチャン・ロドリゲス閣下。

左から右へ:ブランパン オーシャン コミットメ ント・マネージャー、ガエル・ニコル;スルバーイ環境 財団会長、フレデリック・タルデュー;在フィリピン・ フランス大使、マリー・フォンタネル閣下;パラワン州 知事、デニス M. ソクラテス閣下;タイタイ市長、クリ スチャン・ロドリゲス閣下。

リサーチセンターは、生物多様性と 海洋生態系再生の拠点として機能し、 持続可能性のモデルである。

過去10年にわたり、サンゴ礁の再生、海洋生 物の育成、そして地方自治体や中央政府との 連携を通じて、スルバーイ財団はパンガタラン 周辺海域における成功事例となってきまし た。2025年2月、同財団の提唱によりシャーク フィン湾で5つ目の海洋保護区(MPA)が創 設され、MPAネットワーク構築という大きな目 標がさらに前進しました。これらのMPAでは、 各保護海域の周囲500メートル以内における 大規模漁業が禁止され、サンゴ礁の継続的 な再生と魚類資源の増加が確保されます。 6つ目のMPAは2025年6月に新たに設立 されました。

同じく2月には、パラワンのサンドヴァル村にブ ランパン x スルバーイ海洋研究センターが開 設されました。このセンターの建設費用はブラ ンパンが負担し、シャークフィン湾の間近で学 生や科学者が研究を行う初の拠点となりまし た。施設には基礎的な科学研究設備、コンピ ューター接続環境、訪問研究者用の宿泊施 設が備わっています。生物多様性と海洋生態 系再生の拠点として機能しており、再生可能 エネルギーである太陽光発電、有機栽培、井 戸の利用によって持続可能性のモデルとなっ ています。研究学生がフィールドワークや高度 な研究を行う機会と設備を提供するとともに、 地元の漁業関係者、教員、環境保護活動家へ の研修も実施し、パラワンの海洋生態系と海 洋保護区の長期的な保全を確保しています。

スルバーイ環境財団創設者、フレデリック・ タルデュー。

スルバーイ環境財団創設者、フレデリック・ タルデュー。

リサーチセンターにおいて持続可能性は重要な 目標である。

リサーチセンターにおいて持続可能性は重要な 目標である。

ファゾムス オブ  ホープ
リサーチセンターの長期的成功には地域の支持が不 可欠である。

リサーチセンターの長期的成功には地域の支持が不 可欠である。

ブランパンは、ブランパン オーシャン コミットメント(BOC)ウォッチの限定版シリーズを通じて、 販売収益を長年にわたり保全活動に充ててきました。

イ ン ス ピ レ ー ション を 与 える ダ イ バ ー ズ ウォッチ

現代のスキューバダイビングにおいて、ダイバ ーズウォッチは水中で経過時間を追う手段以 上の意味を持ちます。冒険の象徴であり、所有 者の体験を蓄積する記念品であり、探検を続 けるためのインスピレーションでもあります。 私がダイビングを学ぶきっかけになったのはダ イバーズウォッチであり、それは私の人生を変 え、海を愛することを教えてくれました。ジャッ ク=イヴ・クストーはかつて「私たちは愛する ものを守る」と語りました。もし一本の時計が ダイビングへ導き、それが海への気づきと愛情 につながるなら、海を守ろうという意志へもつ ながり得るのでしょう。ブランパンは、これをさ らに推し進めます。ブランパン オーシャン コミ ットメント(BOC)ウォッチの限定版シリーズで は、販売収益が長年にわたり保全活動の資金 として用いられてきました。

2025年3月に発表されたこの特別なコレクシ ョンの第四弾は、フィフティ ファゾムス テック BOC IV です。これは、2023年に発表された 強靭なフィフティファゾムス テック ゴンベッサ をベースとしています。グレード23チタン製ケ ース(直径45ミリメートル)、一体型ラバースト ラップ、あらゆる光の97%を吸収する「 アブソ リュート ブラック」ダイヤル、ヘリウム エスケー プ バルブ、傾斜したドーム型セラミックベゼ ル、そして120時間のパワーリザーブと耐磁性 シリコン脱進機を備えるマニュファクチュール キャリバー1315Aを搭載しています。ダイヤル と秒針に施されたエレクトリックブルーのアク セントが、この新作の特別性を際立たせます。 サファイアケースバック越しに見える巻き上げ ローターにはB O Cロゴが 配されています。 製作本数はわずか100本のみで、その販売収 益はブランパン x スルバーイ海洋研究センタ ーの継続的な運営を支えます。

ファゾムス オブ  ホープ
フィフティ ファゾムス テックBOC IV 限定100本のみの新作「フィフティ ファゾムス テック BOC IV」 は、2023年にブランパンのパートナーであり著名な海洋科学者・ 写真家であるローラン・バレスタとの協業で発表された「フィフテ ィ ファゾムス 70周年記念 Act 2 テック ゴンベッサ」のデザインを 採用しています。直径45 mm、厚さ14.1 mmのBOC IVは、水中ダ イビングにも日常の装いにも最適です。このモデルは、ブランパン の革新性と時計製造の卓越性、そして海へのコミットメントを体 現しています。

フィフティ ファゾムス テックBOC IV

限定100本のみの新作「フィフティ ファゾムス テック BOC IV」 は、2023年にブランパンのパートナーであり著名な海洋科学者・ 写真家であるローラン・バレスタとの協業で発表された「フィフテ ィ ファゾムス 70周年記念 Act 2 テック ゴンベッサ」のデザインを 採用しています。直径45 mm、厚さ14.1 mmのBOC IVは、水中ダ イビングにも日常の装いにも最適です。このモデルは、ブランパン の革新性と時計製造の卓越性、そして海へのコミットメントを体 現しています。

ファゾムス オブ  ホープ

カブトガニは、シャークフィン湾生態系の象徴としてふさわしく、 実際にスルバーイ環境財団のロゴにも組み込まれています。

新たに設けられた海洋保護区で潜ることには 特別な意味があります。私がシャークフィン湾 の名の由来となった山影の下、リトル・トゥバタ ハリーフ上の温かな海へバックロールで入っ た瞬間、それは強く感じられました。浅瀬のソ フトコーラルとハードコーラルのドームへ降り ると、陽光がまだらに差し込むなか、スルバー イ財団のような保全活動家が地域コミュニテ ィや行政と協力して取り組むことが、いかに変 化をもたらし得るかが一目で分かったのです。 自然は、保護と機会が与えられれば驚くほど 回復力があります。ほんの10年前なら死んだ サンゴが広がり、魚影もまばらであったであろ うこのリーフは、今や色彩と生命に満ち、揺れ るウミウチワやイソギンチャクの上を、ロブスタ ー、ミノカサゴ、ウミガメ、フグ、クマノミ、そして 異形のコウモリダイが泳ぎ回っていました。

潜水は浅く、水温も十分暖かかったため、私た ちのグループはこの静かで健全なリーフを1 時間かけて回遊できました。そう確信できたの は、手首に新作「フィフティ ファゾムス テック BOC IV」を着けていたからです。1953年の初 代フィフティ ファゾムスにその系譜を遡るこの 時計が、水深10ファゾムの深海でこそ真価を 発揮するのは驚くことではありません。漆黒の ダイヤルに映える明るい白の針と、際立つタイ ミングリングは、私の潜水時間を疑いなく示し てくれました。そして、高度な歯車とゼンマイの 機構によって駆動され、水圧という極限から守 られた秒針の着実な動きを眺めることは、確 かに安心感をもたらす―そして、そう、胸躍るも のがあります。BOC IVの誕生のきっかけとな った場所で着用していることも、また相応しい と感じられました。

希望の進化 

フレデリックとクリス・タルデューがパンガタラ ン周辺の海洋生態系の回復に乗り出した当 初、彼らは海洋生物学者の協力を得て、潜水 による目視調査、写真測量、空撮ドローンの 活用によりリーフの状態を評価しました。ロー ラン・バレスタ率いるゴンベッサ・エクスペディ ションズのチームもシャークフィン湾を訪れ、 島周辺の写真や映像撮影に加え、生態系の 科学調査と評価を実施しました。初期の段階 ではリーフの状態は依然として劣悪でしたが、 バレスタはある古代生物を発見し、その存在 が希望の光となりました。4億5千万年以上も の間、ほとんど変化せず地球上に存在してき た動物、カブトガニです。島からほど近い泥底 で、バレスタは一連の写真を撮影し、そのうち の1枚は、後に「ワイルドライフ・フォトグラファ ー・オブ・ザ・イヤー」のグランドタイトルを、 2度目の受賞へと導きました。シャークフィン 湾でこのような不変の生物が確認される事実 は、その生命力の強さだけでなく、過酷な状況 下でも海洋が生命を維持し得る能力を示す 証です。だからこそ、保全し保護すべき理由が さらに強まります。カブトガニはシャークフィン 湾生態系の象徴としてふさわしく、実際にスル バーイ環境財団のロゴにも採用されています。

この水生節足動物の緩やかな進化とは対照 的に、SEFは急速に成長を遂げています。ブラ ンパン x スルバーイ海洋研究センターは、そ の進化の最新章です。2月のグランドオープニ ングは賓客と地域住民の双方に歓迎され、そ の存在は今後長年にわたり、シャークフィン湾 の認知、研究、保護を促進するでしょう。健全 な生態系の重要性を地域住民(子ども、教 員、漁業者を含む)に教育することは、これら の海域を持続的に守るために不可欠です。 ポストラーバの捕獲と育成による魚類資源の 増強は、回復しつつある海洋生物にさらなる 追い風を与えています。さらに、「スールー・リ ーフ・プロステーシス」方式(人工リーフ構造) を用いたサンゴの再生は、損傷したサンゴ域 を安定化させ、自然なサンゴの成長を促進し 続けます。

ファゾムス オブ  ホープ
シャークフィン湾。機会を与えられ れば海は回復することを示している。

シャークフィン湾。機会を与えられ れば海は回復することを示している。

ファゾムス オブ  ホープ
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再生、責任ある管理、そして認知の 高まりを通じ、シャークフィン湾は再び豊饒で健全 な生態系となりました。

再生、責任ある管理、そして認知の 高まりを通じ、シャークフィン湾は再び豊饒で健全 な生態系となりました。

拡張可能な再生と持続可能性のモデル

ブランパン x スルバーイ海洋研究センターと スルバーイ環境財団の取り組みは、生態系の 劣化を逆転させるために、海洋地域を単に生 存させるだけでなく、繁栄させるために、いか に焦点を絞った努力が効果的であるかを示 す好例なのです。このモデルは、シャークフィ ン湾やスールー海、さらにはコーラル・トライア ングルを超え、世界のどこへでも拡張し得るの です。環境課題に取り組むうえでの協働の力 を示す証でもあるのです。科学的イノベーショ ン、地域コミュニティの関与、持続可能な実践 を統合することで、財団とリサーチセンターは パラワンの海洋生態系を再生させるだけでな く、地球のかけがえのない海洋生物多様性を 守るための世界的イニシアチブを推進するで しょう。ブランパン オーシャン コミットメントが 誇りをもって支援するモデルです。

今日、再びシャークフィン湾を訪れることは、も う一度サーカスへ行くようなものです。マング ローブの生い茂るパンガタラン島の岸辺に立 てば、湾の大きな水面が広がり、フラップを開 いて中へ入るように誘います。そして一歩足を 踏み入れば、地上最大のショーが迎えてくれ るのです。

ブランパン オーシャン コミットメント

世界の海の探検と保全は、ブランパンの核心です。70年以上にわたり続くフィフ ティ ファゾムスという、世界初の真のダイバーズウォッチの遺産を礎として、 ブランパンは海を探求し、保全し、より深く理解するための確固たる取り組みを 続けてきました。年月を経るなかで、ブランパンはこの貴重な水中資源を大切に する探検家、写真家、科学者、環境保護活動家と深い関係を築いてきました。 その関係性が、海に捧げられた重要な活動やイニシアチブを支援する決意へと結 実しているのです。

スールー・リーフ・ プロステーシス(SRP)は、海洋生物の 新たな生息地を提供する人工リーフ・モ ジュールであり、島内で設計・製造され ています。

スールー・リーフ・ プロステーシス(SRP)は、海洋生物の 新たな生息地を提供する人工リーフ・モ ジュールであり、島内で設計・製造され ています。

ファゾムス オブ  ホープ

Chapter 13

インドネシアの シーラカンス と対面して

インドネシア産のシーラカンス種 Latimeria menadoensis は、ダイ バーが遭遇したことすらなく、ましてや撮影されたことも、これまで一 度もありませんでした。これは水面下 145 メートルで展開された、科 学と人間の冒険の物語です。

このチャプターの著者

ALEXIS CHAPPUIS
インドネシアの  シーラカンス  と対面して
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